山旅の記録
(シニア百044)

    太刀岡山  −新緑の里山を歩く
    日程:2012年5月11日 
      (掲載日:2026年2
月20日)


太刀岡山への稜線

新緑の登山道を登る

太刀岡山が見えてきた

太刀岡山の山頂にて

山頂からの茅ヶ岳

 *写真はクリックすると拡大します。 


 7時10分に自宅を出発し、登山口近くの駐車場に着いたのは9時32分だった。歩きき始めは9時35分。50mほど戻ると橋を渡る。すぐ先の民家の間に登山道があった。一投足で金網のフェンスを抜ける。「熊出没注意」の標識があった。このあたりはクマやイノシシが出る ようだ。クマは出合い頭でなければ先方から逃げてくれるが、イノシシはそうはいかない。まさしく猪突猛進、腹でも引っ掛けられると命がけとなるので要注意だ。アカマツ林をジグザグに急登する。一気に汗が噴き出した。たまらずTシャツ姿になる。20分ほど喘ぎながら登ると、右ヒノキ、左自然林となる。林床にチゴユリがかわ いい花を付けていた。巨岩の下に出る。根元に石の祠がある。若い男性2人がロッククライミングの準備をしていた。登りながら振り返る と、巨岩の裏にも2人いた。一人は頂上近くで、もう一人は下で確保している。ワンピッチで「ハサミ岩」の標識のある巨岩に出た。ここもクライミングのゲレンデになっているようだ。登山口から30分、山頂まで1時間とある。私たちはここまで35分かかっているが、概ねいいペースだろう。あと1時間の頑張りだ。
 樹林の丈は短くなり、トウゴクミツバツツジが多くなる。満開のところも散見される が、多くは散っていた。ただ登るにつれ蕾の木も現われた。右手が開けた展望地に出た。 笛吹川(富士川)が蛇行して見える。左手は南アルプスであろうか。展望地からは一投足で太刀岡山の山頂に立った。10時46分。ハサミ岩から35分 だった。これは私たちが頑張ったというよりコースタイムの設定ミスであろう。三等三角点標石に挨拶を済ませると、展望を楽しむ。ほどなく到着した登山者が山座同定をしてくれた。それによれば正面の山は茅ヶ岳と金ヶ岳、右手に山頂が折れて見えるのが曲岳、黒富士は樹木に隠れて望めない。左手の雪を戴いた連峰は南アルプスだ。上部が雲に隠れて特徴が捉えられないのが惜しい。ゆっくり休み、釈迦堂PAで購入したカレーパンを腹に収めた。
 来た道を戻るのは芸がないので、平見城方面に下ることにした。落ち葉が 重なりふかふかのいい道を行く。登りとは様変わりだ。ゆるやかなアップダウンをこなし、最高点を通過する。標識も何もない。これは黒富士への稜線の一ピークに過ぎない ということのようだ。ナラやツツジなどの明るい道を行く。まさに新緑のプロムナード である。20分ほどで急降下となるが、相変わらず道はいい。根が階段状となった登山 道をゆっくり下ると、越道峠に飛び出した。オフロードが右から下って来ている。黒富への稜線を右に分け、ぶらぶらと歩く。
 10分ほどで林道と合する。ビッグホーンオートキャンプ場の標識もあり、バス停もある。沢沿いに下ると、ほどなく駐車場が見えた。駐車場に戻ったのは12時20分。案外時間がかかってしまった。
                          

                                          (記 山本 進吾)