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クラブの総会で、小野小町の伝説のある小町温泉O太屋に集合。総会と懇親会を開催した翌日、蓬田岳を訪ねた。宿の朝食は7時半。記念撮影して、8時半、各車に分乗し、登山口に向かった。夜半の雨も上がり、晴れ間が見えている。予報に反して2日間とも雨に会わずにいけそうでありがたい。ジュピアランドひらたに行くのに、一度は通行止め、次は泥濘、三度目にやっと49号に出られた。おかげで下山後洗車代1千円の支給を受けた。
車道を少し歩くと、左に登山道が現れる。やはり落ち葉の積もった柔らかい道だ。一投足で鳥居に出る。登山口だ。遥拝所の碑もあった。コナラやスギの道を登っていく。私は、メンバーの最後尾を歩いた。左は荒れた涸沢だ。前夜の雨で濡れた岩が出てくる。危ないな、と思ったら、先を歩く山仲間が滑って右腕を打撲した。骨折ではないようなので、一安心した。少し行くと「山頂まで500m、登山口まで700m」の標識があった。何だ、まだ700mしか歩いてないのかとがっかりする。
急登をこなすと花崗岩が出てくる。回り込むように登った。先行する人たちは声も聞こえない。ここまで来るとさすがに山頂は近い。神社のところで家人が待っていた。奥の広場でみんな休んでいるという。電波塔を越えて広場に行った。展望がいいところだ。一等三角点もあった。10時41分着。
山頂でゆっくり休む予定だったが、雷雲が進んできたので、早めに下山することにする。神社まで戻り、山頂標識の前で記念撮影をした。探検コースを下る。探検コースとは手入れの悪い道のことか。切り払った笹の敷かれた道を急降下する。滑りそうだ。ズボンの替えがないので、木の枝などに掴まりながら慎重に下った。こんなに下るとジュピアランドの下に出るのでは、と心配したが、大丈夫だった。駐車場に戻って、解散となった。
(記 山本 進吾)
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