H   山小屋のランブの下で、
    山の歌を楽しむ

 
(2004年10月17日〜18日 丹沢の見晴茶屋)
 
 中谷会員の著書『山の記憶』(白山書房刊)の出版と見晴茶屋改築の半ば完成を祝って、当クラブ有志と見晴会(臼井会長・当クラブ会員)の共催により、「山の歌を謳う会」が当小屋で実施されました。同時に瀧澤会員の日本300名山完登の快挙を祝いました。共催による歌の会はこれで3回目です。
 生憎の天気でしたが、夕方雨の中を参加者が続々と見晴茶屋へ登ってきました。現在の小屋は見晴会の方々が協力し、新建材を使わず旧来の杉材をふんだんに使って改築中です。真新しい部屋には木の香が漂っていましたが、来年の完成が楽しみです。

 会場の土間の上にはランプが吊され、壁には外間さん作成の横断幕。夕食後、7時から歌が始まった。うたごえ運動暦50年の大ベテラン・青柳常夫さんのアコーデオンと即興、新進の美人歌手・唐土久美子さんの美声により歌が進行されるので、皆の歌声に迫力が加わり、歌が益々盛り上がります。青柳さんのアコーデオンや唐土さんの歌を聞いるだけで、会費の元をとったような気分になりました。 山の歌、ロシア民謡、懐かしい日本歌謡などを高らかに謳い、飲み、食い、大変愉快な一夜でした。翌朝食の後解散。参加者約40名 内当クラブ関係者16名。 (吉田記)
・場所 見晴茶屋(丹沢の大倉バス停から徒歩約45分) (発起人外間・小松・吉田)
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見晴茶屋

見晴茶屋
●著書『山の記憶』  著者 中谷寶悦郎
  表紙バーの表  「仰ぐ日輪」 芳野満彦(作・画)
  表紙カバーの裏  「歩む歩む また歩む 山は遠い また歩む」 芳野満彦(作・画)
  2004年9月 株虫R書房 刊   608頁 定価 本体3000円+税