クレードルマウンテン(Cradle Mountain)
        (オーストラリア・タスマニア島)
           期日: 2009年1月27〜2月4日

ロッジ

森林限界の上は高原

高原クレードル山

クレードル山

岩場を登る

岩場を登る

山頂付近から

ドウブ湖と山

全員集合

タスマニア・デビル
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 タスマニア島はその約20%がタスマニア原生地帯として世界自然遺産になっている。地球の自転によって汚染をもたらす地域が同緯度上にないので、当島は世界一空気がきれいな場所らしい。面積は北海道の85%、人口は約47万人。州都ホバートは札幌と同じ緯度である。気候は温帯海洋性気候で極端に寒むかったり、暑かったりはしない。
 ところが、私達が訪れたときは、ヒートウエーブが来ていて、毎日36度とかそれ以上の熱帯日が続いた。新聞・TV等でも報道されたように、あちこちに山火事の跡があった。
 
 クレードルマウンテン&セントクレア湖国立園は、当原生地帯の北部に位置し、タスマニアを代表する観光地である。宿泊したクレードルマウンテン・ロッジは、原生林の中に暖炉のあるコッテージが点在する。敷地内でもパディメロン、ウオンバット、ポッサム等々の可愛い動物達を目にすることが出来た。トレッキングルートは数時間から数日かかるものまで多々ある。

 クレードルマウンテンの標高は僅か1,545mだが、山腹より上部は租粒玄武岩からなる山である。岩は硬く滑り難いので、安心して踏むことが出来た。ただ、大きな岩の固まりを積み重ねたようなルートは、よじ登るのが大変であった。最高齢77歳を含む平均年齢65歳のグループ(30名)は約10時間かかった。幸いにも当日は朝から夕方まで安定した好天気で、心から登山を楽しむことが出来た。
 その他、Mt..Field 国立公園、Freycinet 国立公園でもトレッキングを楽しんだ。

 ◎コース:メルボルン→ロンセストン(泊)→クレードルマウンテン・ロッジ(3泊)→ビシェーノ(泊)→ホバート(泊)→メルボルン(6泊9日)  (三井吉由江 記)