雨乞岳(2,037m) ― ヴィレッジ白州ルートから 
                  (2008年9月24日〜25日)
                         (掲載日: 2008.9.30)

ルート地図

登山口・階段道

登山道分岐

林中の小笹の道

笹の平附近

霞む甲斐駒

鳳凰山

雨乞岳山頂

管理棟

平久保池
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 今年の9月24日〜25日、瀧澤会員と二人で日向山と雨乞岳に登った。初日は快晴で日向山頂から八ヶ岳や甲斐駒がよく見えた。その夜はサントリー蒸留所のある白州町の宿に泊.る。翌日ヴィレッジ白州ルートからに雨乞岳に登った。今まで登られていた石尊神社からのルートは、長くて急坂もあり一般向ではなかった。それに比べてヴィレッジ白州からのルートは登り易い。コテジー管理者など地元の人達が、遊歩道分岐から上の登山道を数年がかりで造り、H19年に開通させたそうです。この新ルートを紹介します。

 25日早朝、山梨県北杜市白州町の平久保池(1,130m)近くのヴィレッジ白州ルートの登山口(1,160m)へ。ここから歩き易い小幅の木の階段(1,495段)の遊歩道が登山道分岐(1,490m)まで続く。登山道分岐まで50分。

 小笹の茂る緩い道を樹林帯の尾根に沿って登る。見える範囲にテープやペンキの標識がある。水場のある沢を右に見ながら少し急坂を登る。左は急斜面のところもあるが危なくない。再度尾根上に出ると笹の平(1,900m)。一面の笹の中をかき分けて登る。ここから甲斐駒や鳳凰山が見える。

 しばし喘ぐと山頂に着く。甲州百名山の標識・看板と3等三角点がある。登山口から休憩30分入れて3時間。生憎上空に雲が懸かり展望は東面だけ。昨日登った日向山が正面に、その上に鳳凰山が霞んでいた。甲斐駒は木立に隠れて半分しか見えない。天気の良い日にまた来たい。下りは休みを入れて2時間。

 なお、平久保池の畔にヴィレッジ白州が管理する19棟のコテジーと管理棟あり。ここに4人泊って登れば楽しい山行になること間違いなし。自炊、寝具・風呂あり、1泊15,000円。小淵沢からタクシー約5,000円(14km)。冬期は途中に通行止あり。(青木 広茂記)