シナイ山(2,285m) 
     
エジプトのシナイ半島 (掲載日: 2006年12月6日)


シナイ山頂附近

山頂からの展望

下山する人々

登山ガイドと
ピラミッドとカイロ街遠望
王家の谷・ルクソール
女王葬祭殿
海浜リゾート
  *上の写真はクリックすると大きくなります。

  聖書でモーゼが十戒を授かった場所として有名なシナイ山を今年の11月訪れた。
山麓のST.カタリーナ寺院から約2〜3時間で山頂に着く。ラクダに乗って登ることも出来る。道中には沢山のラクダの客引きが待ち受けていて、断るのが大変だった。毎日大体5〜600人の登山者があり、午前2時位から歩き始め、山頂で日の出を見ることになる。この日も満天の星を仰いで、世界中の人達がゾロゾロと列をなして登り、ヘッドランプ等の明かりの流れが山頂まで続いていた。
 私達はベドウィン人のガイドを雇った。山頂で長く待つと寒いので、山頂手前の小屋から時間を見計らって登頂した。小屋の中でガイドは床に布を敷きイスラムの礼拝をしていた。日の出の時間の山頂付近は群がる人々でいっぱいとなる。輝く朝日に照らされて黄金色に山々も人々も染まり、荘厳な一瞬だった。
 カイロのルクソールでは多くのピラミッドや遺跡を観光した。紅海に面したリゾート地のハルガダ・シャルムエルシェークは、巨大ホテルが立ち並び、その印象はラスベガスのようだった。海で泳いだり、シュノーケルしたりして楽しかった。浅瀬にも沢山の珍しい魚が群れていた。乾期で毎日抜けるような青空が続き、爽やかで快適だった。 (作成者 三井吉由江)