奥秩父1泊2日の山旅
                 2006年9月10日作成

大弛小屋

国師岳より金峰山

北奥千丈岳山頂

将監小屋

水干(多摩川の源頭)

笠取山頂より大菩薩

飛龍山の禿峰から

飛龍山頂から富士

飛龍山頂

飛龍山頂から和名倉山
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  2006年8月30日 曇天、大弛峠、国師岳

 新宿駅西口に朝6時40分待合せ。Uさんの四輪駆動車に便乗させてもらい、当クラブ仲間3人で出掛けた。中央高速道に入り、勝沼インターからでて塩山から峰越林道に入る。一部狭いところもあるが、全面舗装道路のため安心である。大弛峠着9時。駐車場には20台程停まっていた。ここから国師岳山頂(2,592m)まで40分。金峰山や甲武信岳など奥秩父の連山を眺めながら、奥秩父の最高地点・北奥千丈岳(2,601m)へ回って大弛峠へ戻った。
 私は1980年9月に1人で金峰山から国師岳へ縦走して西沢渓谷へ下ったが、その時の長丁場を思うと隔世の感があった。
 その後、往路を戻り塩山で昼食。今夜の将監小屋は小屋番がいないので、夕食の食糧をコンビニで買い込み、柳沢峠を越えて一の瀬高原へ。三の瀬地区にある民宿「みはらし」の駐車場に車を置いて登る。将監小屋まで2時間かかり17時に着いた。同宿者は甲武信岳から雲取山へ縦走する単独行の青年だけだった。

 ・8月31日 晴れ、和名倉山、飛竜山、多摩川の源頭

 今日の一番の目的はUさんの和名倉山(白石山)である。Aさんと私は既に登っており、再度登るには少々しんどい山だ。それで、三の瀬の民宿に2時までに下山することにし、3人3様の別行動をとることにした。Uさんは和名倉山へ5時出発。Aさんは飛龍山へ6時20分出発。私は笠取山へ6時30分に出発し、水干(多摩川の源頭)に回って三の瀬へ下った。
 私は早めに三の瀬へ下りたので、冷麦の昼食をとりながら民宿のおかみさんと四方山話をする。最近多摩川の源流を見に来る人が増えたらしい。ただ、弁当持参の日帰りバスツアーやマイカーが多く、奥の駐車場まで素通りするので、地元にお金を落とす人が少ないらしい。おかみさん1人で民宿を切り盛りしているが、ここは和名倉山等の貴重な登山基地になるので長く頑張って欲しい。
 1時半頃AさんとUさんが一緒に下りてきたが、Uさんの将監小屋・和名倉山往復は6時間半。なかなかの健脚だ。2人が冷麦を食べ終わって出発し、塩山の大菩薩の湯で汗を流して帰った。天候にも恵まれ、僥倖の山旅であった。(青木・吉田 記)