2006年トリノ冬季オリンピック
 フィギュアスケート観戦

   掲載日: 2006年3月3日  

トリノ市内地図
 私はフィギュアスケートのファンで、札幌、長野、ソルトレークシティのオリンピックを見てきました。今回の荒川静香選手の金メダル獲得の際は、現地でその感動と興奮にひたりました。会場では各国とも自国選手に熱烈な応援をし、日本人も日の丸の旗を打ち振り、顔にシールを張り盛大に応援しました。選手の完璧な演技と華麗さに魅了されました。

 フィギュアスケートの競技はトリノ市内で行われましたが、アルペンスキー、ノルディクスキー、モーグルなどはフランス国境に近い、トリノの東方60〜70Kmにあるピエモンテ・アルプスの山中です。その中心地はセストリエーレと言われる山岳リゾート地(標高2033m)で、その周囲には3000m前後の山が聳えている。冬だけでなく、夏もよさそうなところです。

 なお、トリノは1861年にイタリアが統一された当時は首都だったが、現在はピエモンテ州、トリノ県の州都で、ミラノに次ぐイタリア第二の工業都市。人口は約100万人。自動車メーカー・フィアットの本社はここにある。ポー川流域に広がる都市はサヴォイア家の建造によるもので、イタリアン・バロック様式の重厚な街並が素晴らしく、見所も多い。建物の道路側に回廊がついていてなかなか贅沢な造りです。(掲載者 三井吉由江)

荒川静香選手  

村主章枝選手

安藤美姫選手

荒川静香選手

表彰台

競技場

競技場

街中
          *下の街中の写真3枚は2004年の夏(吉田撮影)

サンカルロ広場

街中

ローマ通りの回廊
*上記写真はクリックすると大きくなります。