グロス・モーン山(806m) ニューファンドランド島(カナダ) 掲載日: 2005年7月28日 |
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*写真はクリックすると大きくなります。 今年の7月、娘家族とカナダのニューファンドランド島に行った。 この島はカナダ南東部のニューファンドランド州にあり、州都セント・ジョンズに近いスピア岬は北米大陸の最東端になる。 島の西部に1987年にユネスコ世界遺産に指定された「グロス・モーン国立公園」がある。ここでは地殻変動により隆起した海底地層により、何億年もの地球の歴史が一見できます。 グリーン・ポイントでは、海底地層が横倒しなって垂直に並んでいる奇観が見られます。地理学上も重要なところで、世界中から地質学者や生物学者が訪れるそうです。 グロス・モーン山(806m)は当国立公園の最高峰。登山口から山頂まで3時間弱。手軽なハイキングコースがあり、針葉樹林の中にはトレース、湿原には木道がある。珍しい植物も多い。右上の花の名前はShowyladyslipper。 山頂よりボン湾の向こうに見える平らな山はテーブルランド。マントルが押し上げられて固まったもので、草木は殆ど育たず荒涼としているが、地球のマントルを踏めるのは世界中でここだけらしい。 暖流のメキシコ湾流と寒流のラブラドール海流がぶつかる沖合には、魚の大群がいて、それを求めて鯨や鳥達が集まります。ホエールウオチング、バードウオチング、サケの遡上する河など沢山の見所がある。 (作成者 三井吉由江) |
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