山旅の思い出205

  甲州シリーズ2025
 秩父裏街道の稜線を歩く (金光山:標高1090m・八幡山:標高1088m)

     日程:2025年2月26日(水)  (掲載日:2025年3月20日)


ホテル「やまなみ」にて

古峠の登山口

「秩父裏街道」の看板

稜線から望む富士山

金光山の山頂にて

一旦大きく下降します

岩の脇を進みます

チムニーの奇岩

八幡山に到着しました

下山口の馬頭観音

 *写真はクリックすると拡大します。 *地図:(出典:国土地理院サイト)   


 深田クラブの甲州シリーズで、甲斐百山の一座でもある八幡山(やわたやま)を訪ねました。
 登山前日の2月25日夕方、石和温泉の「ホテルやまなみ」に参加メンバーが集まります。宿の広い窓からは甲斐駒ヶ岳や南アルプスの連峰、櫛形山などが一望出来、夕食の会席料理も秀逸で、手の込んだ料理を頂きながら参加メンバーの親交を深めました。
 翌日は宿から車に分乗して、登山口の古峠へと移動。峠から登山道を歩き始めます(10:15〜10:25)。道は少しザラついた処や少し急な斜面もありましたが、概ね歩き易い道が続いていました。八幡山手前にある今回の最高地点「金光山(1090m)」の頂きで、セルフタイマーを作動させ集合写真に収まります(10:40〜10:50)。此処から健脚組は、稜線を辿って八幡山を目指しました。
 金光山からは、100mはあろうかという急斜面を下降します。首岩、屏風等の奇岩や岩場では、足の置き場は狭く少し緊張する道になりましたが、トラロープに助けられ通過しました。倒木にじゃまされながら清八峠(1012m)を11:55通過、「八幡山(1088m)」に12:40到着、三等三角点に触れ、陽だまりのランチタイムとします。
 冷たい強風に背中を押されるように桜峠に向かって下ります(13:25)。落ち葉に隠れた道を、ピンクテープを探って進みます。南東に方向転換する地点では地図とヤマレコで確認し、急降下して桜峠に降り立ちました(14:10)。富士山が見事でした。此処から古宿方面へと下り、獣除けの柵を三度も開けて里に下ると、馬頭観世音が出迎えてくれました(14:40)。
 強風に遭いながらも天候に恵まれ穏やかな日差しのもと、冬枯れの山を満喫することが出来た金光山・八幡山でした。 

                                  (記 大久保 博、冨永 之廣、山本 進吾)