山旅の思い出200

   落葉踏んで、晩秋の奥秩父縦貫道を歩く
  奥秩父縦貫道 (十文字峠の標高1970m)  

     日程:2024年11月9日(土)〜10日(日)  (掲載日:2024年12月20日)


登山口の毛木平

カラマツの黄葉が映える

十文字小屋で幕営した

歩き易い苔の道を行く

やがて踏み跡は不明瞭に

三里観音に見守られて

白泰山展望地からの眺め

一里観音様と紅葉

栃本まであと少し

山上集落の栃本

 *写真はクリックすると拡大します。 *地図:奥秩父縦貫@川上村〜(出典:国土地理院サイト)  奥秩父縦貫A登山口〜(出典:国土地理院サイト)
 奥秩父縦貫B十文字峠(出典:国土地理院サイト) 奥秩父縦貫C1819ピーク迄(出典:国土地理院サイト)  奥秩父縦貫D白泰山迄(出典:国土地理院サイト)
 奥秩父縦貫E1395付近迄(出典:国土地理院サイト) 奥秩父縦貫F1206ピーク迄(出典:国土地理院サイト)  奥秩父縦貫G栃本関所迄(出典:国土地理院サイト)
 川上村→毛木平登山口→十文字峠(幕営)→三里観音→白泰山避難小屋→十二天→栃本集落


 今年はいつの間にか秋が過ぎてしまったようです。ようやく涼しくなった11月初旬、冬枯れの秩父路を、友人3人で歩いてきました。

 奥秩父住環道は、古くから中山道の裏街道として信濃の川上村から武蔵の秩父を結ぶ道として歩かれていました。私はシャクナゲのきれいな時期に2回、この峠を秩父の栃本から西へ訪れたことがありましたが、枯葉の積もった晩秋は初めてで、樹林に囲まれた登山道は眺望が乏しい分鮮やかな紅葉が私たちを楽しませてくれました。

 十文字小屋から一緒だった若山牧水を研究しておられる方から、牧水は一日で川上村の梓山から栃本まで歩いたらしい、という話を伺い、この道のいにしえに思いをはせました。

                                            (記 草留尚栄 )