年始め 兎走(との)山から金華山に登る
       名古屋・前泊〜岐阜・兎走山〜舟伏山〜金華山(岐阜城)〜七曲がり〜岐阜公園
    
     日程:2023年1月6日(金)〜7日(土)   (掲載日:2023年1月19日)

       

春日神社

兎走山への分岐点

兎走山山頂

地元歩こう会の標識

舟伏山山頂
              

舟伏山からの下山口

西山の登山口・不動閣※

不動閣の案内板※

西山への道

西山

金華山・岐阜城を観る※

瞑想の小径に合流

天守から舟伏山方面を観る

七曲がりを下りて

織田信長居館跡を見学

 *写真はクリックすると大きくなります。※付きは拡大写真をclickで更に拡大する。 金華山〜兎走山の地図(出所:地理院地図)


卯(兎)年に因み、新年7日に兎走山(172m)から岐阜城(金華山・329m)に登ってきた。
6日は、織田信長ゆかりの熱田神宮にお参りして名古屋の格安ビジネスホテルに泊まる。
7日、岐阜駅からバスに乗り岩田で下車、登山口の春日神社を目指す。道を一本間違えて長良川に出てしまい引き返すという体たらく。春日神社(9:22)にて安全登山&家内安全の参拝をして 登山開始(9:28)。すぐに兎走山と岩田山の分岐地点に着く。地元の「兎走山歩こう会」の道標が案内してくれる。登るにつれて視界が開けてきて見晴台から長良川を眺め、兎走山(9:52)に到着した。ワンちゃんと青年が反対側の北から登って来たので「犬が兎の山に登りましたね。」と声をかけると嬉しそうであった。

一端、分岐点まで戻り、なだらかな道を登って行くと鍋坂峠(10:17)に出て、急登を喘ぎ喘ぎ岩田山(270m)(10:42)に着いた。尾根を上り下りして舟伏山(262m)に昼前の11:20に到着した。水分補給後、先を急ぎ下山開始。下山口の看板は2箇所あった。先の下山口(11:47)に下り立つたが小さな畑の中で、目指す西山の登山口への道が分からない。民家の脇の狭い道を行くようだったが、不覚にも持参した地図が頼りなく、ウロウロする。カラオケ館の駐車場の人から「お寺に廻ると良いかも」とアドバイスを貰い、そこから2分先の不動閣(12:29)に出た。このお寺には、織田信長が稲葉城攻略で難儀していた際、木下藤吉郎が西山から峰伝いに進軍した時の様子を「西山の不動の洞をよじ登り旗をなびかせ城攻略す」という歌が伝わっている。また古賀政男作詞作曲「影を慕いて」の歌碑があった。曲の女性モデルが建立したものだ。

修験道みたいな岩道を登ると西山(13:02)に着いた。トレラン達がランチタイムを楽しんでいた。エネルギー補給後出発、いよいよ岐阜城が近づいてきた。山道にはヒトツバの緑が艶やかである。瞑想の小径を合わせると岐阜城は指呼の間で、岐阜城に登城、天守閣からの眺望を楽しむ(14:14〜14:54)。金華山は二等三角点峰である。七曲り登山道をのんびり下る。岐阜公園(15:42)着、織田信長居館跡を見学して充実の一日を終えた。 ( 記 大久保 博 )