槍・穂高連峰展望の蝶ヶ岳へ
         上高地→徳沢(泊)→蝶ヶ岳→横尾→徳沢(泊)→上高地
    
     日程:2020年10月5日(月)〜7日(水)   (掲載日:2020年10月20日)

       

徳沢の夜

長塀山頂

晩秋の登山道

蝶ヶ岳山頂※

槍・穂高の展望※
              

蝶ヶ岳から槍をズームアップ

ヘリの荷揚げ※

蝶槍から蝶ヶ岳を望む

北鎌尾根を望む※

槍見台から

林道で寛ぐお猿の親子

明神池

明神岳

河童橋

左は六百山&右は霞沢岳

*写真はクリックすると大きくなります。※付きは拡大写真をclickで更に拡大する。 上高地・蝶ヶ岳の地図(出所:地理院地図)


GOTOトラベルの東京除外が解除されたのを機会に、久々に蝶ヶ岳(2677m)に出かけた。10月5日、新宿から早朝発の高速バスで昼の上高地に入り、徳沢でテントを張った。テント場は予想以上に賑わっていた。

翌6日は天気予報通りに晴れた。6時40分出発。晩秋の長い長塀尾根を登る。やっとの思いで蝶ヶ岳に到着したが、山頂から槍・穂高の展望を存分に楽しんだ。蝶ヶ岳ヒュッテに今シーズン最後の営業(10月24日まで)のための荷揚げのヘリコプターが頻繁に飛来していた。贅沢な展望の稜線漫歩で蝶槍の三角点まで行った後、横尾へ下った。下る途中の槍見台では、槍ヶ岳を奥に望んで、手前に黄葉したダケカンバをカメラに収めた。会心の出来映えの秋らしい写真になった(笑)。急坂の下りは捗るが足の負担は思った以上に大きく、膝やつま先の痛みは我慢の限度を超えた?横尾山荘前に憩う登山者を横目に見て先を急いだ。重い足を引き摺るようにしてやっと16時20分、テント場に着いた。長塀尾根の上りも、横尾への下りの途中でも10人位しか登山者に出合わない静かな山だった。

7日は上高地発が15時なので、のんびり散策と洒落込んだ。人慣れしたお猿の群れが林道で佇んでいた。穂高神社奥宮のある静寂の明神池を巡り(拝観料300円)、上高地食堂では窓側の席で穂高連峰を眺めながら生ビールと食事を堪能した。締めは、コロナ感染を避けるために入場制限をして、上高地で唯一日帰り温泉を営業する上高地温泉ホテルで三日間の汗を流した。(ゴクラクゴクラクだぁ!)。温泉は女性には格別人気があり数人が入場制限でしばらく待たされていた。温泉ホテル前から眺めた六百山はもう登るのが難しい気がした。ついに憧れの山のままになってしまったか。( 記 大久保 博 )