*写真はクリックすると大きくなります。 ※付きは拡大写真をclickで更に拡大する。 子ノ泊山地図(国土地理院)
旅行会社Pのツアーで「子ノ泊山」に登った。総勢は23名だ。天王寺駅から新宮駅までJR特急「くろしお」に乗車し約4時間だった。送迎バスに乗車し、山頂まで最短コースの桐原登山口に向かった。砂利道の林道もあり、マイカーでないとアクセスは難しい。約40分で登山口に着いた。蔵光山の主峰が子ノ泊山である。スタンプ台が置いてあったので押す。
林道の擁壁に鉄梯子が掛けてあり、ここが登山口だ。13:00に出発し、最初は林の中を急登する。子年なので地元が道標、ロープ等でコースを整備してくれている。これが無いと、幾つかある道の分岐で方向に悩むかもしれない。マムシもいるらしいが冬なので心配ない。登山道はずっと林の中を登っていく。数カ所ロープが垂れた急な登りがあり、また、湿った泥道の急坂があって靴が滑り危ない。尾根道と出合う分岐で、降りてきた登山者2名とすれ違った。この分岐を左折する。山頂直前が急坂で両手も使って登って行く。
14:10山頂に到着。一等三角点でもある。我々グループ以外の登山者はいなかった。子年を祝う大きな手作り・手書きの看板があった。南側に新宮・熊野灘、北側に大台ヶ原、大峰の山々を遠望できた。天気は晴だが、水平線は不明確、遠方の山々は雲が沸き形が不明瞭だったのが残念だ。山頂にも記念スタンプ台が置かれ、登山口のスタンプの絵と組み合わせると絵が完成する仕掛けだった。14:30下山開始。急坂が多く慎重に下るのでスピードがでない。登りと同じ時間を要し、15:40登山口に到着した。
翌日は、熊野那智大社の背後にある烏帽子山(標高909m)に表石(廃村)側にある林道終点登山口から登った。道が未整備で難路だった。普段は入れない神域の原始林の中を歩き(数カ所の徒渉あり)、三の滝、二の滝を経て、那智大社に下った。 (記 松井敏夫)
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