紅葉の永観堂と鞍馬山越えの道
永観堂⇒鞍馬駅前〜九十九折参道〜本殿金堂〜奧の院参道・木の根道〜大杉権現社〜魔王殿〜貴船神社
    
  日程:2019年12月10日(火)    (掲載日:2019年12月26日)


永観堂の園内通路

紅葉のジュータン※

永観堂 池と紅葉※

鞍馬駅前の天狗

九十九折参道と倒木

本殿金堂・金剛床※

霊宝殿前(右上:昨年紅葉)

山越えの道の最高地点

鞍馬山頂は立入禁止

木の根道が始まる※

大杉権現社の道標※

奧の院参道を下る

奧の院 魔王殿

鞍馬寺・西門

貴船神社の写真※

 *写真はクリックすると大きくなります。 ※付きは拡大写真をclickで更に拡大する。 鞍馬寺案内図(鞍馬寺HP)


京都の11月は、紅葉の名所は大変混雑し歩行者渋滞も発生するので、天気予報が晴れの12月10日に、「永観堂(禅林寺)」、「鞍馬山」と「貴船」を歩いた。開門する9時過ぎに「永観堂」へ着いた。秋の気温も高かったのか12月でも紅葉が見頃だ。しかし、朝早くて太陽が東山に隠れ、境内の山側の紅葉は日陰だった。どれがイロハモミジかオオモミジか分からないが、多宝塔に登って京都市街を眺め、池泉回遊式庭園を歩いて陽の光を待った。拝観者の約1/2は中国人、約1/4がその他外国人だった。蹴上駅に戻り地下鉄に乗る。

11:50に叡山電鉄・鞍馬駅に着いた。駅前は紅葉がまだ残っていた。鞍馬寺は昨年11月16日に来た時は、9月の台風21号の被害で貴船に行く山越えの道が閉鎖されていたので、今回はリベンジでもある。拝観料を払ってから九十九折参道を登る。「本殿金堂」に参拝してから奧の院参道に進み、紅葉がほぼ終わっている「霊宝殿」広場で昼食休憩後に、階段を登って山道に入る。しばらく登ると山道の最高地点らしき場所に着く。道の右側はロープが張られ、鞍馬山頂に至る道は「立入禁止」だ。(以前から立入禁止のようだ。)道の左側は階段を上がると「木の根道」があり、真っ直ぐ行く道は階段の下りだ。道は二手に分かれるが先で合流していた。

「木の根道」を進み「大杉権現社」の道標がある地点に着く。多くの倒木や真新しい切株が並び、鞍馬の森は台風被害の傷跡が痛々しい。「木の根道」も下り坂になり、合流した道を下って行く。貴船側からも外国人が何人も登って来た。「不動堂」と「義経堂」を過ぎ、名前が不気味な「魔王殿」に着いた。しばらく誰も来ず、静寂の中で霊気を感じた一時だった。さらに山道を下って貴船の川岸に建つ鞍馬寺・西門に13:50に着いた。貴船神社本宮と奥宮にもお参りしてから、バスで叡山電鉄・貴船口駅に向かった。 (記 松井敏夫)