櫛形山(日本二百名山)にアヤメを見に行く
  池の茶屋林道登山口〜山頂〜分岐〜裸山〜アヤメ平〜山頂〜池の茶屋林道登山口
    
  日程:2019年7月8日(月)    (掲載日:2019年7月14日)


登山口休憩舎の案内図※

防火帯の登山道

山頂の道標※

櫛形山の原生林※

裸山の鹿柵※

裸山山頂の道標

柵の中にアヤメ群落※

アヤメ※

ヤマオダマキ※

分岐道標

アヤメ平の道標

保護された湿地

ナナカマドの青い実※

サラサドウダン※

ギンリョウソウ※

 *写真はクリックすると大きくなります。 ※付きは拡大写真をclickで更に拡大する。 櫛形山・アヤメ平map


ガイドS氏が主催するNF社のツアーでアヤメを見てきた。櫛形山のアヤメ群落は鹿の食害で絶滅状態だったが、柵で保護して復活したと聞く。甲府駅に8:30集合。参加者はS氏を含め8名だった。ジャンボタクシーに乗車し、10時過ぎに池の茶屋林道登山口(標高1860m)に到着した。ここから入るのがアヤメ平への最短ルートだ。休憩舎の横に仮設トイレが置かれていた。前日の天気予報では雨だったが、当日は曇りに改善し、降水確率は0mmだったが、ガスは濃い。

10:15スタート、登山道は鹿柵のゲートから始まる。しばらく登ると防火帯に出て、開けた草地を登っていく。ガスが濃く視界不良。10:50櫛形山の三角点で休憩(この三等三角点は山名:櫛形山、基準点:奧仙重)。そこから暫く進むと、11:18に櫛形山の山頂道標(山梨百名山の道標)がある地点に到着。(地理院地図では標高の記載が無いピーク、壊れかけた標識には標高2053mとあった。どっちが高いのか後で調べたところ、山梨百名山の道標がある地点の標高が2053.5m、三角点がある地点は2052.2mだった。)道端に色々な草花や樹木を見ることができた。異形の巨樹が茂る「櫛形山の原生林」を通過する。

12:11裸山に到着し、鹿柵に沿って反時計回りに進む。柵の中に紫のアヤメが無い。今年は不作なのか。裸山山頂の手前では柵の中に数本咲いていた。12:20裸山山頂(2003m)で昼食休憩となった。ガスが濃く、南アルプス、富士山は全く見えない。ここにも三角点(三等三角点の山名:裸山、基準点:池砂、標高2002.6m)があった。12:50スタート、裸山を周回して進むと、アヤメが咲くお花畑があった。柵の中に咲いている色々な花の説明をガイドから聞く。

次にアヤメ平に向かう。分岐で道標を確認する。13:30アヤメ平(1900m)に到着。鹿柵で大きく囲まれ、散策路沿いにはロープが張られ、植生を保護している。仮設トイレもある。ここもガスが濃い。アヤメが全く咲いてないが、よく見れば数本のつぼみがある。裸山より標高が低いのにまだ咲いてないのは不思議だ。休憩後、登り返して櫛形山へ戻る。帰りの登山道でも色々な草花を見ることができた。15時頃、櫛形山の山頂近くで小雨となり、雨具、ザックカバーを装備した。16時前に池の茶屋林道登山口に戻り、ジャンボタクシーに乗車して、17時過ぎに甲府駅に到着・解散した。(記 松井敏夫)