*写真はクリックすると大きくなります。 ※付きは拡大写真をclickで更に拡大する。 三窪高原(地理院地図)
梅雨の晴れ間を狙ってツツジが綺麗だという三窪高原・ハンゼノ頭とおまけに塩ノ山にクラブの仲間Aさんとのんびり登った。塩山駅から柳沢峠までのバスは土日休日しか運行しないので、タクシーを利用する(片道6000円弱)。
柳沢峠にはドライブインがある。トイレを済ませ、9時25分に登山開始。緩やかな階段を登る。久々の晴れ空が輝き緑の木々が眩しい。二等三角点のある柳沢ノ頭には9時55分に着いた。盛りは1週間前だったろうか、しかしまだ咲き残っているツツジが綺麗だ。小広い分岐を分けてハンゼノ頭に向かう。展望台になっている山頂からは、富士山が徐々に雲を払い大きく望めるようになって、居合わせた7・8人の登山者たちの撮影会になった。
10時25分と昼には時間が早いので鈴庫山に足を延ばすことにした。鈴庫山への道の案内板には山頂直下道が不明瞭とあるが、通常の登山道であった。ただ、階段の木が滑りやすかったので注意を要した。鈴庫山(11時5分〜11時10分)からも富士山が望まれたが雲が出て隠れだしていた。
ハンゼノ頭に戻り(11時25分着)、ランチタイムとした。ビールで乾杯。カップ麺やおつまみを食べ、コーヒーをドリップし仕上げとする。12時40分、タクシー会社に峠に迎えに来てもらう連絡をする。行きとは違う至って静かなコースで下り、柳沢峠には13時15分に戻った。運転手さんは親切で、木曜日は塩山温泉では唯一営業しているという廣友館まで案内してくれた。
旅館に13時40分に着くとお湯を沸かす時間がかかるというので、女将の勧める20分位で行ってこられるという塩ノ山(553m)を往復することにする。実は倍かかった。廣友館(日帰り入浴1時間600円)の5階にある風呂場からは塩山の街並みが展望できた。風呂上がりは心地良く、由緒ある古民家を覗いたり、古びたシネマ館を見つけたりして塩山駅まで歩いた。(記 大久保 博)
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