*写真はクリックすると大きくなります。 ※付きは拡大写真をclickで更に拡大する。 花嫁街道ハイキングコースマップ
3月25日、JR内房線の和田浦駅から烏場山に向かった。和田町は日本の数少ない捕鯨基地であり、房総の花栽培発祥地ともいわれている。
和田浦駅構内に置かれている「『和田浦歩こう会』の花嫁街道ハイキングコースマップ」を入手して、10時35分歩き出す。「歩こう会」作製の道標が要所要所にあるので迷う事はない。菜の花畑からたおやかな烏場山を眺め車道を進むと花嫁街道入口11時12分に着いた。道脇の道祖神も微笑ましい。穏やかな尾根道をゆっくり登ると樹木が繁り展望のない第一展望台は11時38分に到着し、僅かに行くと第二展望台には11時52分に着いた。ここからは展望良く太平洋の
海原が望まれた。経文石、じかい水、駒返しを過ぎ、見晴台(13時05分)で小休止。第三展望台から階段状の急登をこなせば烏場山(13時18分〜)であった。
山頂には「男女年令を問わず縁結び承ります・おふく」の看板と、おふく像が鎮座していた。眺望は良く富士山も見えるらしいが、この日は霞んで残念ながらそこまでの展望はなかった。「歩こう会」作製の標識に「新日本百名山」選定とあった。岩崎元郎氏の選定だが、深田久弥氏の「日本百名山」に便乗した「トンデモ本」だ。山と渓谷社選定「関東百名山」の一座の位置づけが妥当だろう。カップラーメン、コーヒーをドリップしてのんびり昼食タイム。下りは花婿コースをとる。こちらは急坂がある。旧烏場展望台、見晴台を通り、途中の満開のヤマザクラを愛で、金比羅山(14時50分)からロープの急坂を下り、花婿コース入口(15時)に出た。黒滝を見学に河原に下りる。途中にある向西坊入定窟を見て、黒滝は落差15mの見事な滝であった。はなその広場に出て、和田浦駅に向かい、道の駅「和田浦WA-0!」で鯨の刺身料理を食した。(
記:大久保 博 )
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