*写真はクリックすると大きくなります。 ※付きは拡大写真をclickで更に拡大する。金時山コースマップ(箱根ビジターセンター)
3月5日に、箱根外輪山の最高峰で、イノシシの鼻を思わせるという山の形から、かつては猪鼻嶽と呼ばれていた金時山(1212m・坂田金時の金太郎伝説から命名・日本三百名山)に、干支に因んでクラブの仲間Aさんとのんびりと登った。
新宿駅高速バスターミナルから乙女峠を越え、箱根に行く7:35発のバスを利用した。バスの中からは天気予報通り晴れて、前日の雪で真っ白になった富士山が大きく望まれた。9:45バス停・金時山登山口に着いた。トイレに行きスパッツなど支度をして矢倉沢ルートを9:55登りだす。手をつないだ一組のカップルが我々を避けるように先行した。舗装された別荘地の道から峠を目指して階段状の登山道をゆっくり登ると矢倉沢峠のうぐいす茶屋に10:30到着。青空に広々とした山頂が見渡せた。ハコネザサの壁の中の気持ち良い、緩やかな道を登って行くと公時神社との分岐点に着いた(11:00)。強羅、芦ノ湖方面が見渡せたが、雲が出てきたのが気になる。下ってくる登山者の話では山頂には雪が少し残っているという。少し狭くなった稜線上では柵が整えてあり、ほどなくして山頂に飛び出した(11:35)。期待していた富士山はガスの中で姿を消していたのは残念!である。
先ずは一口サイズの缶ビールで乾杯。お湯を沸かしてカップラーメン、コーヒー、さらに金時猫も羨む、おつまみにAさんから北海道のお土産・ホタテの缶詰が提供された。そうこうしていると15、6人のラテン系を思わせる老若男女の集団が登って来た。中には半袖姿の厳つい男性もいたのには吃驚した。早速、Aさんが話しかけるとスペイン人で、東京マラソンを観戦、京都、広島に行くという。なぜ金時山ハイクなのか謎だが、まさかりを持って喜んでいた。12:15に山頂を辞して、公時神社に下る。途中、金時宿り石、奥社を見て神社には13:40に到着。太郎平バス停から帰京した。(
記 大久保 博 )
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