奥多摩・冬の雲取山 (標高2017m)
  鴨沢バス停〜ブナ坂〜雲取山避難小屋・泊〜雲取山〜霧ヶ峰〜三峰神社・バス停  
    
日程:2019年2月11日(月)〜12日(火)   (掲載日:2019年3月5日)


鴨沢駐車場

登山口

堂所・平将門伝説板

ブナ坂

奥多摩小屋

雪にけむる避難小屋

避難小屋

避難小屋から富士山※

雲取山頂@※

雲取山頂A※

雲取山荘

秩父宮碑

両神の背後に浅間山※

地蔵峠

三峰神社

 *写真はクリックすると大きくなります。 ※付きは拡大写真をclickで更に拡大する。  地理院地図 雲取山


2/11〜12 にかけて、日本百名山・東京都最高峰の雲取山(2017m)に登った。
11日 奥多摩駅からバス(9:30発)で鴨沢(10:04〜15)に入る。集落を抜け、30分登るとトイレ(冬期閉鎖)のある 駐車場に着く(10:45〜55)。登山届を提出し、舗装道路をしばらく登ると2017年に付けられた派手な看板のある 登山口に出る。ここから樹林の中を登って行く。平将門伝説のある堂所(12:50〜55)、七ッ石小屋分岐などを経て、稜線上のブナ坂(14:40〜50)で休憩した。防火帯も兼ねた広い道を緩く登って行く。鴨沢から前後して登っている中年 単独女性は七ッ石小屋の水場で水を確保して、奥多摩小屋付近にテントを張るという。僕は水場の凍結を心配して家から2g持ってきた。奥多摩小屋15:25着。残念ながら、この小屋は老朽化のため31年3月に閉鎖されるという。天気予報通り小降りだが雪が舞ってきた。ペースが上がらず、やっと16:30避難小屋にたどり着いた。広いスペースを独り占めして快適な一夜を過ごした。

12日 快晴 朝の富士山が大きく望めた。軽アイゼンを着け、小屋を7:10出発する。一等三角点や日本に3ヶ所ある 原三角点、東京都、埼玉県、山梨県(ちょっと外れ)の道標のある賑やかな雲取山頂(7:15〜20)から展望を楽しん だら、下山開始である。雲取山荘(7:40〜50)はひっそりとしていた。テント場では2張り、鴨沢に下る準備をしていた。 大ダワ(8:15〜)緩い上り下りで、和名倉山を樹間から眺めながら芋ノ木ドッケ(9:15〜20)へ。0,5q毎に三峰神社までの距離を示す道標が、なかなか現れない。白岩小屋(9:40〜)は廃屋になっている。秩父宮さまが名付けたという霧藻ヶ峰(11:30〜35)の休憩所で一休み。アイゼンを外して三峰神社へ向かう。参拝客で賑わう三峰神社を見て、興雲閣(13:00〜14:10)で一風呂浴び、14:30バスの人となった。(記 大久保 博)