*写真はクリックすると大きくなります。 ※付きは拡大写真をclickで更に拡大する。 八ヶ岳 天狗岳山行地図
2月2日〜3日にかけて、日本二百名山の天狗岳を巡ってきた。
2日 茅野駅からバス(10:25発)で渋の湯(11:22着)に入る。アイゼンを着け11:40出発。今年は例年になく雪が少ない。登山届を提出して橋を渡るとすぐに高見石に行くコースと黒百合平へのコースに二分する(12:10)。針葉樹林帯の中のジグザグの登りになる。八方台からの道と合流し、緩やかに登っていく。唐沢鉱泉の分岐で休憩する(13:00〜13:05)。手作りの「増水時キケン・まきみちあります」の看板を見ながら暗い樹林の道を進むと開けた黒百合ヒュッテの前に出た(14:35着)。主にバイオトイレに使う太陽電池パネルが眩しい(2食付9000円)。
3日 朝、6:45発。中山峠に向かう。峠の先で朝焼けの東天狗岳が望めた。風が強いので、オーバー手袋を着ける。稜線通しに目の前の岩峰を目指して、女子3人組と前後しながら登る。天狗の鼻の岩峰を巻いてザレた斜面を登ると東天狗岳山頂に出た(8:00〜8:05)。360度の展望の撮影だが、強風と寒気でカメラは「電池残量なし」で動かなくなる。電池を手で温める。3人組が風に閉口しながら「西天狗まで行きますか?」聞くので、僕は「もちろん行きます。風に負けていられません。」ときっぱり!
西天狗には一端下り、短いが登り返す。若い男性一人先行者がいて、トレースのなくなった雪の斜面をラッセルしていた。 西天狗山頂(8:25〜8:35)で「お疲れさん」と声をかけた。彼は重い一眼レフカメラで景色を撮っていた。何と小学2年生の息子さんを連れたお父さんが登って来た。例の3人組はハイタッチで喜んでいる。西天狗山頂は俄に賑やかになった。コーヒーを一杯飲んで下山開始。鞍部からはトラバースルートを取る。稜線の道に出ると一気に中山峠に下る。黒百合ヒュッテ(9:30〜9:40)で、小休止。バスの時間(11:35)があるので、先を急いだ。渋の湯に11:10着。
(記 大久保 博)
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