秩父槍ヶ岳(1,341m) 3度目の登山
  
              日程:2016年10月22日(土)
                 (掲載日 2016年11月10日)

相原橋から見上げた
秩父槍ヶ岳

登山口


野鳥観察小屋


尾根の途中から
槍ヶ岳を望む

階段の登り


途中の標識
      

トラバースの分岐を
示す樹木

槍ヶ岳への道を示す
黄色ペンキの標識

コンサイス・槍ヶ岳
の標識

1341mの槍ヶ岳山頂


ホコリタケ-胞子を
飛ばしてみた

まむしぐさの実


以前はハシゴのあった
ロープのある急登

野鳥観察小屋の先の
通行止めの標識

登山口にある
観光トイレ

 *写真はクリックすると大きくなります。      秩父槍ヶ岳位置図 


秩父槍ヶ岳は、両神山の南にあって特異な形状(ドーム型)で険相が予想されるため、好事家の知る寂峰である。ガイドブックには「岩登りと読図技術に長けた熟練者のみに許された、極めて危険度の高い秘峰」とある。2016年3月に2度 チャレンジしたが、降雪などで終わり、今回は三度目の登山だった。
この山のアプローチは、公共機関を使うと西武秩父駅8:25発(土日運行)中津川行きのバスで相原橋まで9:45着に乗るほかにない (このバスは秩父鉄道・三峰駅に寄り8:50発でもある)。相原橋には観光トイレと駐車場がある。戻りは16:18発西武秩父駅行きのバスになる。登山口は相原橋バス停のすぐ近くにあり、「野鳥の森遊歩道」入口である。

9:50登山届を提出して、相原沢に沿って登って行くのだが、遊歩道とはほど遠い登山道である。15分程で野鳥観察小屋に着く。小屋の先の尾根直登ルートは、道をロープで塞ぎ「ただちに引き返せ」と通行禁止になっている。沢コースを30分ほど登って行くと急な斜面をジグザグに登り出す。階段道を行き、急な尾根道になる。20〜30mのロープの下がる急坂を登り、半分朽ちた「遊歩道終点まで500m」の標識を見て、しばらく行くと右側にピンクテープで巻かれ、黄色ペンキで「←ヤリ」と記入された樹木を見ることになる。 トラバース道である。ここから道が不明瞭になってくる。ちなみの遊歩道終点まで行くと一つやっかいな岩峰を越えなければならない。

木の根が絡まる急な尾根道を外れないように登ると「コンサイス・秩父槍ヶ岳1430m」峰に着いた。木に捕まりながら急激な坂を下り、一旦平坦部出る。「中津川・槍ヶ岳」を示す標識に従って左に下る。(右に行くとテレビアンテナ塔(12年9月撤去)があった所に 出る。)登り返して途中、尾根を越える所があり、うっかりして道を見失い一つのピーク上をウロウロしてしまった。気を取り直して下って登り返すと1341mの槍ヶ岳山頂(12:45)だった。来た道を慎重に下り、14:50バス停に戻った。(記:大久保 博)