2つの国立公園 in U.S.A
  
              日程:2016年8月29日〜9月6日
                 (掲載日 2016年10月13日)

グレーシャーN.P.の玄関・
Kalispell空港

大陸分水嶺


Hidden Lakeの
トレイル入口

花ざかりのトレイル

展望台から
Hidden Lakeを見る

マーモットがご挨拶

スイフトカレント湖

マクドナルド湖

巨木の枝のサルオガセ

太平洋の海岸の流木

 *写真はクリックすると大きくなります。      グレーシャーN.P.&オリンピックN.P.位置図


アメリカのシアトルの近くの2つの国立公園(以下N.P.と略)を巡って来た。

グレーシャーN.P.(モンタナ州)は、シアトルから飛行機で2時間、その名の通り氷河があるといることで有名。公園はカナダ側とアメリカ側があり、カナダ側はウォータートン国立公園と呼ばれている。最初に訪れたのは、ローガンパスと言う大陸の分水嶺、ここに落ちた雨は大陸を横断して大西洋と太平洋に注ぐ。
人気のHidden Lake トレイルを歩いた。ビジターセンターから湖を見下ろす展望台まで、花々が満開で広々とした斜面の中に木道とかもあり子供連れのトレッカーの往来も多く、のどかな楽しい場所だった。園内には深い針葉樹森に囲まれて大小の湖が数多くある。 スイフトカレント湖は氷河まで行けるというトレイル入口にある。その周囲を歩いた。マクドナルド湖の湖畔はロッジと2〜3の土産物店のみの森に包まれた場所で、湖からははるか対岸後方の山々が望める閑静な美しい場所だった。

オリンピックN.P.は、山、湖、海と三拍子そろった公園で温帯雨林がある。全米に59もある国立公園でも変化に富んでいることで人気No.1とのことだ。
ハリケーンヒルズ(1755m)は雄大な公園の山々が一望でき、ヒルのトップからカナダとの海峡が見えた。Hoh Rain Forest には樹齢なん百年という巨木が多く、そのほとんどの枝に、着物の袖を広げたように日本でいうサルオガセが繁茂していて異様な光景だった。 太平洋岸に出ると荒々しい波が押し寄せ、砂浜は巨大な流木がゴロゴロとしていた。

アメリカのN.P.は厳しいルールで完璧に管理され雄大でワイルドだが、一歩外に出るとハイウエイがあり、車で数十分あるいは数時間で町に行くと、清潔なベッドと熱いシャワーがある宿、格納庫のような豊富な品があるスーパーがある。そんなN.P.が私は大好きです。 (記 三井 吉由江)

   
2016 グレーシャー&オリンピック国立公園の写真  ← googleアルバムに掲載しました clickでご覧ください