2015みちのくシリーズ        
  馬場目岳(1037m)--- 秋田市境の山を歩く ---
       日程:2015年10月5日(月)〜6日(火)
                      (掲載日:2015年10月19日)


秋田温泉プラザ出発前

旭又登山口にて

登山口案内板

登山口標識

笹藪分けて登る

稜線標識左へ

ブナ林を行く

ナナカマド紅葉

笹道を分けて

山頂標

山頂より大平山を望む

太平山と紅葉

男鹿半島が見える

山頂避難小屋

食事風景

 *山行の主な写真 クリックすると大きくなります。   太平山・馬場目岳コース図  


馬場目岳は三百名山の太平山に連なる山々の1つである。宿の秋田温泉プラザに21名が集合し18時から夕食歓談。幹事のCさんから明日の説明を受け、差し入れのお酒に感謝。四国から馳せ参じたKさんからは、ネパール地震の募金の御礼があり、また徳島特産のすだちをお土産に頂いた。吉田会長の発声で乾杯、歓談を2時間、その後は幹事部屋で談笑の時間を過ごした人が多かった。

翌6日、快晴の朝を迎え、宿のバスと会員マイカー5台で仁別森林公園の登山口へ向かった。途中から山腹を縫うような細い道が7kmあり、9時過ぎ到着した。Nさんの先導でスタート、直ぐに太平山コースから別れ、杉林の中急登を強いられること2時間程。尾根近くになるとブナの若い2次林になり、熊笹が生い茂った道に替わり、倒木をくぐったり跨いだりしながら登る。やっと縦走路に出たので一休みする。標識にはここまで2.6Km馬場目岳まで1.7Kmとある。後続組とは大分離れていたが先を急ぐ。
木の間越に見える馬場目岳は鞍部の先だ。ブナの疎林に小笹の道となり、所々少し紅葉が見られたが未だ2週間早いようで、ナナカマドだけが真っ赤な実を付けて色づいていた。山頂近くになると木立も低木になり振り返ると太平山がどっしり連なる山々と共に見えた。馬場目岳山頂の下には小綺麗な避難小屋があり便所もある。

予定より40分遅れて12時15分山頂に立つと南から中岳・鶴ヶ岳・剣岳・太平山と続き更に笹森・赤鞍岳からこの山へと尾根の連なりが一目で見えた。西側は八郎潟の水田地帯が薄黄色に、その外れに男鹿半島の山が浮かんでいた。また秋田市街も近いのだが逆光に霞んでいた。昼食・休憩もそこそこに下山を始めると遅れていた後続組が来た。先行組は列車の時間もあるので2時間半掛かるところを1時間半程で急坂を転げるようにして下山した。列車組7名はマイカー2台で秋田駅に何とか間に合った。後続組の皆さんもマイカー3台に分乗してそれぞれ帰宅したとのことであった。
快晴に恵まれた登山で、良き思い出の1ページをつくることが出来ました。マイカー運転の皆様ありがとうございました。 幹事のCさんには本当にお世話になりました。 (記:青木廣茂、 写真:同、吉田博至、山本進吾)
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