高田山(1212m 一等三角点補点)
       --- 紅葉と一等三角点の山 ---
               日程:2014年10月26日  天候(リ 気温10度 微風)
                                       (掲載日: 2014年12月13日)


駒岩バス停前の看板

登山口の蛭よけスプレー

神社の鳥居 まじない棒

紅葉地帯

石尊山の石祠

石尊山から見る尾根

南方向の展望

西南方向の展望

楢林と下生えの紅葉

細い尾根を通過

高田山の山頂  雑木
が生えて展望が半減


高田山の
一等三角補点


北の展望 中程の
左端ピークが稲包山

北の展望 奥は
谷川連峰主脈

帰路に石尊山手前より
高田山を見る
    ※上記写真はクリックすると拡大する     高田山コース図   

高田山と石尊山は、群馬県は有名な四万温泉がある中之条町の中程に聳へる山である。石尊山は信仰登山もされている。
早朝発、中之条駅には10時着、四万温泉行きの小さなバスは我々6名の他には2名だけで、四万湖を見ながら20分で駒岩集落に着いた。まずバス停にある看板が目に付く。傍の坂を上がると人家の小母さんが、道とこの山の紅葉振りを説明してくれた。お礼を言い、登山ノートに記入する、見るとポチポチ登られているようであった。登山口の道標傍には「蛭よけのスプレー」が数本置いてあった。またこの辺りの紅葉はまだ半ばで見る程ではない。

工事中の林道を30分、途中から登山道のある小尾根に取付く。(テープが目印)小さな鳥居を潜り清水が湧いている水場で小休止する。さらに山腹を巻き尾根上にでる斜面は、モミジの紅葉が陽に映えて綺麗であった。其処から20分くらい登ると石尊山の山頂(1049m)についた。
可愛い石祠があり信仰の山を示していた。南面が開けており平野に下りてゆく尾根群が幾つか見渡せた。山頂にいた登山者が、高田山は杖が使えない岩道であると言うので、ほぼ空身で行くことにしてザックを置いて行った。(他に登山者はいなかった)

直ぐに急降下の道で、細い尾根の岩場道を小ピーク4回上下して40分、高田山の山頂(1212m)についた。さすが一等三角点だけあり、谷川連峰を初め大展望(北は谷川連峰から武尊岳、皇海山、赤城連山、南は遠く奥多摩、奥秩父、西上州と続き浅間、白根山)を堪能した。眺めも程々にして石尊山へ引返したが、登りと同じ時間が掛った。休む間もなく16時のバスを逃すと17時間22分までバスがないので、飛ぶように下山し、ギリギリ間に合った忙しい山行であった。(青木広茂 記)