甲州シリーズ 
   晩秋の大烏山 (山梨県)

                (日程:2012年11月17日(土)〜18日(日))
                    
       (掲載日 2013年1月22日)

民宿・夢遊苑にて

尾根道の道標

南アルプスの眺望

大烏山頂にて

  山梨登高会

山頂から見る南アルプス

晩秋の山並み

サワラの巨木

 *写真はクリックすると大きくなります。


17日の夕方はかなりの雨だったが、「明日は晴れ」の予報を信じて名勝民宿・夢遊苑に12名集まる。近くの美人の湯・鼓川温泉(山梨市営)で体を温めてから夕食をとる。ブドウ酒や日本酒の差し入れもあり大いに盛り上がった。

翌18日は早朝から快晴で気分も上々。8時に民宿をでて道の駅・牧丘で案内役の山梨登高会の若い男性4人と合流して出発した。杣口(そまくち)林道の金桜神社奥宮跡で、山梨登高会Nさんから歴史的由来の説明を受ける。三合橋に駐車してNさんを先頭に9時10分に出発する。堰堤工事で作られたような沢筋の林道を登る。踏跡の薄い山道だが、深い落葉を踏む音は心地よい。古い赤布に新しいテープ付けながら尾根道を登ると古い道標があった。雛岩で眼前に広がる南アルプスの眺望をしばし楽しんだ。尾根道は道標のある分岐点に出るが、ここから杣口林道に下るコースは廃道に近いようだ。分岐から大烏山の山頂(1,855m)は近く12時過ぎに着いた。

風を避けて昼食をとり、記念写真を撮ってから往路を慎重に下る。思ったよりスムーズに登山口に下れた。その後、サワラ(ヒノキ科の常緑樹)林の巨木を見物して道の駅・牧丘に戻り,15時半に解散した。なお、翌19日の予報も良かったので、内6名は更に甲府で泊って大太刀山と鬼頬山に登った。
     コース:宿→道の駅・牧丘→三合橋→雛岩→分岐→大烏山→登山口→杣口林道のサワラの巨木見物→道の駅・牧丘

天候にも恵まれ朽葉色に染まる晩秋の山の風情を楽しめた。担当の北村さん、名取さんと山梨登高会の皆さまに深謝いたします。(大久保、吉田 記)